日常の様子を写真でご紹介します。令和2年度より、偶数月(2ヶ月に1度)の更新とします。
7月下旬から8月末、コロナ陽性判定を受けたスタッフや利用者さんから、毎週、いいえ、毎日のように報告があがった。
コロナ禍始まって以降、感染者は1~2名いるか居ないかで過ぎていた日常が一変。第7派では完全に猛威を振るわれてしまった。
デイサービスは2週間休業。
小規模多機能と訪問介護は通常営業。しかし、人員は不足。訪問介護においては通常の実施地域外の訪問先にサービス提供の終了(撤退)を申し出た。
入所施設は感染者対応に追われた。病院はひっ迫し入院加療など求められるわけもなく、施設を感染区域(以降、レッドゾーン)と非感染区域(以降、グリーンゾーン)に分断。まだ感染していないスタッフは徹底した感染対策を行いながら、朝、レッドゾーンに入った者は終業迄の時間をレッドゾーンで就業。
厳重警戒を怠らないように職員全員が一丸となり、誰かだけが犠牲になることのないように、少しでも明るく過ごせるよう踏ん張った期間だった。罹患した利用者さんもスタッフも(結果的には)重症化が少なく、また、後遺症で苦しむ者がいないのが救い。
こういう時、誰一人として対応を嫌がらず・放棄せず・適切に協力し合える繋がりがあることが分かる。1ヵ月強のバタバタが終わり、9月からは感染者0名。
しかし、感染者対応に追われた期間は全体業務が煩雑になっていたため、真に落ち着いたのは10月初旬。さぁて、、、、通常業務に戻りますか。
新型コロナ感染拡大防止のため、今年度もナイス・キッズの受け入れは休止中。
しかし、この夏、臨時でスタッフのキッズを2名預かる日がありました。
事業所内、久しぶりに若いエネルギー。鶏に興味をもって鶏小屋へ入ったり、庭で昆虫探しに夢中になったり大忙し。
生後6ケ月のキッズは机の上に乗ってにっこにこ。
Kさんがキッズに『落ちる落ちる。危ないわ』と声をかけている。
いつもは「転ぶから危ないよ」とスタッフに声をかけられるKさん。
自分より危うい存在が居ると分かると超しっかり者になりますな(笑)
今年は、津島市の夏祭りも秋祭りも開催されました。
天王祭り名物でユネスコ無形文化遺産にも登録された“巻藁船(まきわら船)の車楽船(だんじり)行事”が行われるという情報をキャッチ!!早速お出掛けです。
3年ぶりにお祭りの雰囲気を感じ、社会との関わりを感じられる良い時間となりました。
秋祭りには子供獅子。
当日は首を長くして鈴の音を待ちます。ちりんちりん♪♪と音が聞こえると皆そわそわ。
玄関前に出て子供獅子をお出迎え。
「はなきってちょっ」のかわいい声に顔がほころびます。
日本人の心に「祭り」が染みるねぇ~
アニマルセラピーという言葉を聞かれた事があるかと思います。
動物とのふれあいで自然に笑顔がこぼれたり、気持ちが穏やかになったりと様々な効果がみられるようです。
が、実施には動物アレルギーや咬みつき事故を考えてしまい、事業所で生き物を飼うことはハードルが高い。そんな中、私たちの小さい頃にぬいぐるみと遊んだり寝たりしていた事を思い出し、ぬいぐるみセラピーをしてみよう!!ということに。
思った通り、何だかとっても良い表情。
コロナ禍に体調を崩して以降、しばらく寝たきり生活が多かったKさん。
この度デイサービス利用再開されました♪♪
塗り絵を勧めてみました。以前のようにできるかなぁ。。
ピーマンの種取りもお願いしてみました。以前のようにできるかなぁ。。
元気になって戻ってきてくれたKさん。
体力は衰えたものの以前と変わらぬ丁寧な手仕事ぶり。
その姿を見ている私達もKさんに負けぬよう丁寧な関わりを心掛けたいものです。
敬老のお祝いが届きました。
「もらっちゃっていいのかね?なんか悪いね」
Fさんらしく、はにかむ笑顔が印象的です。