10月初旬。洗車しているスタッフに駆け寄り「僕も洗うの手伝う♪」と小学1年生。
学校から帰って来るなり、「今日のおやつはオレが作る！」とたこ焼き器で即席ベビーカステラ作り♪小学3年生。
またある時は、ばぁば（社長）から『手伝って～』の声が掛かり、藁を一輪車で運ぶお手伝い。一輪車なんて触るの初めて（笑）。荷物がのるや否や横転しちゃう・・・。小学1＆2年生。
お手伝いしたご褒美に柿をもらった。出てきた種を見ながら「この種埋めよ♪♪」「栄養のある土がいいよね♪」とキッズ達で相談しながら数か所に種を埋める。自分達で先の楽しみ作れるのはイーねー。
どんな体験もいつか実になる。

親に介護が必要な状態になったのを機に、『自分も何か出来る事はないか』と考え、プロの歌手の慰問を計画してくれた方がみえました。
先月の慰問に引き続き、華やかな雰囲気。
介護をする側の気持ちから生まれたこの企画に感謝しつつ、介護をされる側の気持ちに寄り添う事を改めて感じる。
キレイな歌声にうっとり。

包丁なんて危ない！！火なんて危ない！！
高齢になり手先の動きが悪いなどの理由で縁遠くなりつつある家事仕事。
何十年もやり続けた事は身体が覚えているよ。一人でやるのは危ないけれど皆といるから大丈夫♪♪「危ないからやらない」は勿体無いのだ！！
重いフライパンもちょちょいのチョイ♪
『目が見えんね～』といいながらトントン♪とまな板と包丁の良い音。
目と指先で手元作業を進め、耳で音を確かめ、舌で味を確かめる。全ては頭で段取りを想像しながらだ・・！！
ありとあらゆる五感を使う家事。効率の良い生活リハビリ♪そして、『私の役割』と『達成感』がある！！

半期に一度の総合防災訓練。避難訓練とは違い、さまざまな訓練をする。
『火事だ～』まずは危険を知らせる！ 水消火器は何度訓練しても見事なほどに手順を忘れている・・・（涙）
スタッフの構えがぎこちないのか・・不安そうに覗き込む利用者さん達。
Ｍさん構えが素敵！標的に的中！
いつ起きるか分からない災害だからこそ、定期的に行うことが大事。
毎月２０日は避難訓練。半期に1度は消防署の協力も得て総合防災訓練！

急に寒くなってきたけど日差しがある日はまだまだ暖かい。
散歩に出掛けてコスモスを愛でる♪楽しい会話♪居室でのひとり時間♪
介護が必要な状態だからと言って、出来ない事ばかりではない。
景色を見て季節を感じ、自分の思いを言葉にする事で会話を楽しむ。自分のペースで時間を過ごす。
小さな『出来ることみっけ』から始まり、そこから実践→更に出来ることみっけ。
“本当は出来ること”をどんどん見つけていこう。