日常の様子を写真でご紹介します。毎月更新いたしますので、お楽しみに。
“手作りおはぎ”が好きな方は意外と多い。
誕生日会の時などには“手作りのおはぎ”が特別なおやつとして出されることも多々。しかし、新型コロナウイルスの影響はここにも潜んでいました。
誕生会などの行事自粛により開催できない。だから、この数ヶ月間“手作りおはぎ”を口にする機会が無かったのです。
「今日のお昼はおはぎにしようか♪」の声に、「よ~し!!作るよ~~♪♪」と、腕まくりが始まり、Kさんは気合満々の助っ人に変身!(笑)
「あんこ入れるの忘れた!!まぁいいか・・、ハズレのおはぎもあるってことで(爆笑)」
作るのも久しぶりだから、そりゃ手順もうっかりするわねぇ。
食べる姿は言うまでも無く美味しそうです。
※手指消毒やマスク着用の感染予防対策も忘れずにやっています。
最近、歩く事が大変になってきたSさん。自分でも分かっている。
「でも、わしは手ぇ強いぞー!」と言いながら(握力を鍛える)ハンドグリップを握り“ほれ!ほれ!”と見せてくれる。
若い頃は、手を使う仕事をしていたという。
なるほど、骨太でがっつりした頑丈な手。グリップを握る手にはしっかりと力が入っています。
今の時代からは考えられないくらい、女の人も力を必要とする仕事が多かったのだろうな・・と、しみじみ。皆さんの仕事の歴史を聞くたびに頭が下がります。
ある日の午後、愛宕の家のフロアでのHさん。
何を抱えているかと思えば、入浴時の着替えが入っているカゴ。
『着替えは自分で選んで自分で運ぶの!だって、これ私のだもん』とHさん。
そりゃそうだ。自分のものは自分で。
入居している方だからといって生活行為の全てに手助けが必要なわけではない。
多くの方が陥る、「やってもらえるならその方が楽」や「世話になる側だから自分でやれると言えない」等と消極的にならず、自分の考えをハッキリと言葉にできるHさんは素敵だと思う♪
3月から新型コロナ感染拡大防止対策の1つとして研修も開催(参加)できず。
そんな中、“ベッド上での洗髪”のサービス内容に対して、同居家族の方の『Aさんのやり方だと拒否が少ないです』の一言から、「あれ???担当者全員が同じように出来てないのか?」と疑問の声が上がり、今回は急遽、実技研修の開催を余儀無くされた。
訪問介護は、利用者さんの自宅でサービス提供を行うが、結局は独り舞台。
同じ時間を担当者同士が共有することは少ない。
だからこそのメリットもあるが、同じようにデメリットもある。
全く同じ環境を整えることはできないが、ベッド上での洗髪という行為をしている様子を共有することができるだけでも立派な情報及び介護技術の統一になる。
久しぶりの社内実技研修。同じ目線で確認し合う事の大切さが身に染みた。
この研修の3日後。
事務所に戻ってきたスタッフが、「今日、洗髪だったけどちゃんとできた!拒否少なかったよ~」と満面の笑顔。
スタッフ同士、多少は密接になったけど実技研修の甲斐あり!!やった~!!
女のお喋りは元気の源?三人寄ればかしまし娘?
でも、話しているだけでは『昔はやれたけどね~』『目がよく見える頃はねぇ・・・。』
と、何故か“今の自分には出来ない”という言葉が多く聞かれてしまうお年頃。
Hさんもそういった言葉を使うことで“出来なくなったことを受け入れる”が得意になってしまった様子。
そんな時、スタッフが隣で裁縫をしていると『ちょっとやらせてみて』と・・・。
お喋りしながらの「お裁縫頼める?」の声掛けには、いつも「もう目が見えんくなったで無理だわ」と手を出す気配皆無だったけど、今日は自ら手を出してくれた!!
スタッフの裁縫する様子があまりにも覚束無く見えたのか(笑)、
以外と出来る自分の手を見てまんざらでもない表情(絶対にスタッフの様子を比較したな)。
「どうせ出来ない」の言葉を「やってみようかな」という気持ちに変わるきっかけがあれば良いのだ!!
利用者さんの“隠された出来る能力”を引き出したい(笑)
毎年恒例の端午の節句の日の『菖蒲湯』
3密(密集・密室・密接)に関係なくできることはきっちりとやれます!
菖蒲湯にゆったりと浸かることで、血行促進・肩こり・腰痛予防・冷え性など、入浴効果+@で、温浴リラックス効能バッチリ♪
まだまだ不要不急の外出が積極的にできない現状。
それでも・・・、季節感はきっちり感じてもらえるように!