「写真撮ってないで仕事しろ！」って怒られちゃいました（涙）
何故って？事務所にいたスタッフが書類やパソコンで何やら確認してたからシャッターチャンス♪と思ってちょうど持っているカメラで写真撮っちゃったんですねぇ。日々の様子を通信か写真館に掲載できるかな・・。と思ってぇ。これも立派な私の仕事なんですけどぉ・・・。さて、怒られながらも何をなっていたのか確認すると。
一人は、利用者さんの個々の情報（サービス内容やケアプラン等）の確認。
時々確認しないと忘れちゃうんだな。実は私も一緒。誰がどういった理由や経緯で今に至るのかって毎日バタバタと過ごしていると、不意に“あれっ、なんで○○さんは△何だ？”と突発性記憶喪失になるのでね。
もう一人は、明日からの予定確認。
利用者もスタッフも日々変化する心身状態。それに合わせて予定もコロコロと変更するので何度も確認。「また変更！？」って言いたくなるだろうなぁと思うくらい変更が多い日もあったりして。でも、適切に対応するためには最終的には変更が必要。ここで一言。
50代の2人を眺めながら「眼鏡が無くても字読めるんだぁ」と不意に口走ってしまった（汗）

愛宕の家とナイス・ホームは、服薬管理を2か所の薬局へお願いしています。この日もちょうど薬のセットに来てくれたところ♪
訪問診療後や受診後に、事務所や自宅へ薬を配達し、その場でセット。利用者さんやスタッフに処方内容と注意事項を再確認してくれます。薬局では何となく聞かずにしまうことでも、自分たちの領域（？）なら気楽に色んなことを確認しやすい。場所の力ってすごい。
それに、生活の場に足を運んでくれるようになってからは薬剤師さんも生活を把握できる。その方の生活スタイルや援助の時間帯に合わせて適切に内服出来るように助言対応してくれます。薬剤師さんが身近に感じられるって、本当に良いことです。

10月初旬、はちまきや玉入れの玉作りなどの準備をしていた運動会。今年は何度も台風接近があり、雨天順延で3週間も開催が延びた。
10月28日、29日は気合を入れて、選手宣誓から始まった。
準備体操、玉入れ、くす玉割、パン喰い競争など定番の運動会メニュー。
昔馴染みの運動会メニューとでも言うのでしょうか。盛り上がる、盛り上がる。
「肩が痛いで･･･」と言ってるＳさんもめっちゃ笑顔で玉投げてました♪
「私は行かない」とどう誘っても外に出ないＳさん、何と！選手宣誓してくれました♪
毎度毎度のことでもあるが、行事の時はビックリするような効果をもたらすもんだ。

夕刻、いつも「お腹すいた。お腹すいた」とウロウロするＯさんに対してちょっと前までは「もう少しでご飯だから待っててね。」と答えていた。でも行動に不穏が強くでてしまったため、皆でＯさんへの対応を検討した。結果、「早く食べたい？じゃ手伝って♪」と答えるようにした。
職員「はい、お皿並べて♪」
Ｏさん「いくつ？」
職員「17枚」
Ｏさん「ほぅ、多いね。で、お皿はいくつ出す？」
職員「17枚だよ」　　　　なんて会話をしながら夕食準備をしている。
きっとこころに穴が開いてお腹がすいたって表現になっていたんだよね。一緒に準備する事で気持ちも豊かになって落ち着くのだろうと思う。一緒に準備していると「お腹すいた」って言わないしウロウロ歩くこともなかった。
『お腹すいた』の訴えは、本当の空腹もあるかもしれないけど、寂しさや不安やイライラなど別の感情もあると思う。言葉にならない言葉をちゃんと受け止められる自分たちでありたい。

訪問介護には、共に行う生活援助という身体介護がある。
掃除や調理などの生活行為のお手伝いも、ヘルパーが一人で済ませてしまうのではなく、利用者さんと一緒に動いて行うことで身体介護になる。
掃除や調理は、身体が覚えていることが多い。病気のせいで段取りや実行力が損なわれているだけ。ペースを合わせてヘルパーがほんの少し声を掛けながら共に動くことでほぼ完璧に出来る。（私より上手い･･･）
その人らしさや生活歴が滲み出てくる共に行う生活援助。直接的に身体に触れる本来の身体介護よりう～んと大変。ヘルパーの存在が大きくても小さくても駄目。
主役の横で掃除や調理を共に行う存在として認めてもらわなければいけないのだから・・・。

ある昼下がりのフロアを覗く。
息子と母親が一緒にＴＶを見ているようにくつろいでいる場面を見た。隣同士に座って何気ない話しをする。そんな普通の雰囲気が穏やかに過ごせる秘訣になるのかな♪