日常の様子を写真でご紹介します。令和2年度より、2ヶ月に1度の更新とします。
ヨモギ餅
事業所敷地内。当たり前にある中庭の通路脇にはいつでも腰掛けられる木のベンチもあります。毎年、気付くと草ぼうぼう。
いや、草ではないのよ(笑)
春のお宝・薬草でもあるヨモギなのです。生い茂っています。
Aさんの「本物のヨモギ餅食べたいねぇ。」の一言を聞いたスタッフが即座に計画を立てました。まずは皆で草むしりではなくヨモギ取り(笑)
『見た目は同じ緑でも、ヨモギ餅と草餅は香りが違うもの。』
それを知っている利用者さんは大いに賑わった。
翌々日、もち米や餅つき機・茹でたヨモギの葉など準備万端。皆がワクワクしていました。
早速、お餅つき。フロアは何とも言えない良い香りで満たされ、あっという間につきたての綺麗な緑色したヨモギ餅の完成。
そこから手早く作業して、餡をヨモギ餅で包みます。「昔は自分たちで作ってたからね~。」慣れた手つきを見ると、皆さんが色々な食べ物を手作りしていた様子が容易に想像できました。
『やっぱり違うよね。ヨモギ餅を自分達で作って食べれるって凄いね、嬉しいね』って手が早いか口が早いか。
買って食べることが当たり前のご時世ですが、こうやって作って食べてみると、何だかより一層美味しい食べ物のように感じます。
※法人敷地内では除草剤などの薬剤は一切使用していません。
手打ちうどん
実は、毎月5日と25日は定期的に手打ちうどん作りをやっている。
朝、ナイス・デイに到着すると、健康チェックを早々に済ませ、ソソクサと手打ちうどん作りを始める。白い粉が舞い上がり着ている服が粉まみれになるのを避けるためにまず割烹着の袖に手を通す。まぁなんて素晴らしいスムーズな動き。
まず、粉と塩水を混ぜる。
『この交ぜ具合が難しいんだ。』と難しい顔をしながら混ぜ混ぜ。生地がまとまったら、袋にいれる。(比較的)健脚な人が担当し足で踏み踏みする。
「昔はこうやってうどん作ったなぁ~」「お店に売ってなかったもんね」と昔を懐かしみながら。ヨモギ餅も手打ちうどんも皆さん家で作っていたことに驚くスタッフ。
その日の昼食はモチのロンで【かき揚げうどん定食】
見事に完食。
のど越しは、1回目より格段に良く、粉を薄力粉にしたことで“うどんのこし”も強すぎず、つるっとして、本当に感動ものの美味しさ。
毎月2回は手打ちうどん作り。さあ、皆でうどん作りの達人を目指しましょう(笑)
あーーーーー!!かき揚げうどん定食の写真撮ってなーーい!!あっという間に食べちゃったからなぁ(泣)
お抹茶
この地域の方は、「お客さんが来たら、まずはお抹茶でお迎えしたもんだ。」と言われます。
お抹茶が日常にある???本当???
あんなのお正月とかにどこかでイベントしてるときに見かけるくらい。お抹茶はアイスやソフトクリーム・お菓子で人気。自分でお抹茶を点てるって何???
あーぁ、せっかくなので利用者さんの知識や技術を生かし、スタッフにお抹茶文化を教えてやってーーーー!!
「お点前?ってなんのこと。」と言いながら、あらまぁ、目の前にお茶の道具が置かれると手は身体は覚えているのね。皆さんさらっと点てられます。
「え?そんなに早く手首動かせる?」「え?普通にできてるやん。」
「お抹茶ってこうやて作って(点てて)飲むのね(笑)」
お抹茶を楽しむ日が定例開催と決まったのは言うまでもない。
かるた
午後のひと時、「久しぶりにかるたどう?」とスタッフ
「いいよ~」と皆さん。
始まると案の定、立ち上がり前のめりになるほどの熱狂、熱中ぶり。
・・・お昼寝してる方もいるからちょっと静かにね♪
勝負事、やはり集中力が違います。
芝桜
弥冨の芝桜。
今年も見頃の時期にお出掛けできました。
利用者さんと過ごす時間を豊かなものにしたい。当たり前にできることが出来なかったコロナ禍を経て、今、何を大切にするべきかを考える時があります。
うらしま太郎はこんな気持ちだったかな(笑)
徐々に復活しつつある喫茶外出。さすがに値上がりしていてお小遣い500円では不足する方もチラホラ。今ではお出掛け時のお小遣い1,000円に。
外食DAYも同様。たまーーーーの外食。皆さんとっても楽しみにされています。コロナ禍以前は1,000円あればおつりが出たのに、今では2,000円用意しないと好きなメニューが選べない。
TVやニュースで「○月から更なる物価高が家計を直撃!!」なーーんて、聞いてはいたけどね。こんなに高くなってるのか。
情勢変化を実感するのがまさかの外出時の支払い行為。
自分で選んで、自分で支払って・・・その手順は社会に出て行動しないと実感できない。自分の手で支払いをする機会があるって大事。