日常の様子を写真でご紹介します。毎月更新いたしますので、お楽しみに。
「昼食に使いたいから種取り頼みまーす!!」
厨房から助っ人募集の声があがりました。
「はい・はーい♪」
慣れたもので、ささっと新聞紙を準備し戦闘態勢に入る利用者さん達・・・。
祝日で利用中だったキッズも加わり、お喋りしながらの手作業開始。
種取りはベテラン(利用者さん)の仕事。
床にこぼれた種の掃除はキッズ達。
しっかり分担していました。
普段から一緒に過ごしていると、ベテラン(利用者さん)が大変な作業は分かってくるものですね。キッズ達の観察力と行動力に感心&感謝♪
敬老の日=高齢者を敬う日
「今日は皆の大好きなおはぎでお祝いしましょ♪♪」
「さて、、、おはぎを80個、皆で作りましょか(笑)」
作るのは敬われるはずの高齢者(利用者さん達)
大爆笑ですわ(笑)
9月はご長寿の方の誕生月なので賑やかに銭太鼓の方の慰問です。
楽しいリズムと軽快な銭太鼓の音色に大盛り上がり。
吸い込まれるように利用者さんも踊り始める場面もあり♪、格別なお祝いとなりました。
『レクリエーションの研究をしている大学生の見学を受け入れて欲しい』と知り合いから声がかかりました。
実際にレク実施中を見学され、『具体的な準備時間・工夫している事』を聞き取り。
『本来、レクリエーションとは、人と人との繋がりを作る大切なもの。しかし、病状や生活歴が違う事、業務時間が限られている事などから、レクリエーションを充実させる事が非常に難しい。経験や知識も必要。材料があっても、活かし方が分からない場合もある。飽きのこない充実感があるものを提案してもらえると嬉しい。』
体操や脳トレ、社会参加、機能訓練のための外出等、日々スタッフも試行錯誤ですが、今回の大学生の方々の来訪でまた改めて意義を考えられる機会となりました。
猛暑の次は台風・・・。大きな被害は無かったものの外出が阻まれる日が多い9月。
送迎車の中では「○○公園の彼岸花がみたいな」なんて声も受け止めながら、、ヤキモキしていた今日この頃。やっと出掛けられる日が計画できました。
舗装されていない地面を注意しながら歩き、車イスを押し、違った緊張感も感じながら、季節の花を眺めながら、外の空気を吸う。いつもの倍は歩行訓練できたのでは?
今年の彼岸花は一斉に満開。真っ赤な絨毯をみるようでした。
次のお楽しみは秋祭りですね
愛宕の家は住宅型有料老人ホーム。なので、本人が望むことは外部サービスを使うなどして比較的自由に選択してもらうことができます。デイサービス・訪問看護・訪問マッサージ・鍼灸治療・訪問歯科・出張理美容・・・等々。
9月、、愛宕の家に2つの“初”がありました。
ひとつ目、入居者さんの希望により訪問入浴を利用します。
入居当初から、施設の一般浴室を使用した入浴でしたが、人的介助は既に限界。そんな時こそ頼るべきは訪問入浴!!看護師さんもいてくれるし安心安心。快適な入浴タイムを無くしてなるものかと、全ての関係者が協働して入居生活をサポートします。
ふたつ目、『カサゴが食べたい』という声から、料理屋さんにお願いし、お取り寄せの食事。
入居当初はミキサー食で食欲も沸かず、表情も沈みがちだった方。本人と相談しながら少しずつ形のある食事に変更していくうちに、本人から「カサゴが食べたい!」と意欲的な言葉が聞けるようになりました。
食事は元気の源。早速調達することに♪カサゴを目の前に思わずニンマリしてしまう笑み。
“個々人のリスク”と“楽しみや意欲”を天秤にかけての選択肢も多々あり、非常に悩むことも事実。「本当にこれが良い選択なのか?」と日々迷い考えながらの毎日ですが、出来ることなら望む生活を送ってもらいたいというのが私達の想い。