日常の様子を写真でご紹介します。毎月更新いたしますので、お楽しみに。
喫茶てのひらは水曜日が定休日。
その定休日の喫茶スペースを利用してコーラス教室てのひらを開催しています。
小規模多機能へ登録して通っているTさんは去年からコーラスてのひらの一員。
コーラス仲間が集まり始めると通いの場に迎えに来てくれました。認知症により色んなことをすぐに忘れてしまうTさん。
迎えに来てくれた方の顔を見て「今日?どこ行くの?」と不安げに言いながらも、どこかワクワクしている気持ちが入り混じって複雑な面持ち
歌が大好きな皆さんと一緒に約2時間、集中してみんなと一緒に声を出してみえます。
そして、
1月の誕生日会には慰問ボランティアとして参加♪♪
いつもは観ている側、でも今日はボランティアとしておもてなしする側。認識しているい・ないは別としても、Tさんにも新しい役割ができています♪
1月、お正月の遊びと言えば、コマ周し、凧上げ、福笑い♪
『初笑いと行きましょう!』っと、ダルマの福笑いを準備。
目を隠され、ドキドキしながら、動きが悪くなってきた手や指を一生懸命使い、脳をフル回転!!顔を想像しながら目や鼻や口などの各パーツを置きます。
出来上がったダルマの顔をみて大声で笑えば、顔の筋肉体操!
声を出せば嚥下の機能低下防止に♪
機能訓練をいかに楽しく自然に取り入れるか!腕の見せ所です!!
ホームページに載せる写真を選んでいて、「いいなぁ。」と思ってしまう程、皆さんが美味しそうに食べている写真を発見!
てんこ盛りの海鮮丼やステーキ丼をペロリと食べられたそうで・・・。それだけ食欲があるなら今年も健康で過ごせます(笑)
『手や足が麻痺しているから健康とは言わない』
違いますよね。
楽しみ、食欲、意欲があればそれは健康と言えるのではないでしょうか?
そう考えると、SOSの利用者さんはみな健康!!
年末にやり切れなかった障子の貼り直し。
Sさんは「昔はよーやったわ。張り替える前には指で障子に穴を開けるのが楽しみやったわ。」と昔を懐かしみながら「今はこんなもの貼るんか!?」とビックリ顔。
今時は両面テープでプラスチックの障子紙ですから♪
それでも手つきは慣れてて、紙の引っ張り具合も息ぴったり。
「夫婦みたいやな」なんて冗談言いながらササッと終了。
『流石、年の功!手馴れてますね!』と言われ、はにかむSさん。
頼りにしてますよっ!!
アセッサー導入から約2年。この日は技術確認。
プライバシーや健康状態等、細かい配慮が必要な清潔介助です。
脱衣場の温度は?健康状態は?
(→室温の変化で体調変化が起こりやすい)
自分で出来る事(服を脱ぐなど)に手を出しすぎていないか?
(→自立を妨げないための関わり。)
など、配慮するべき点にはそれなりの理由がある事をアセッサーと一緒に確認していきます。普段は何気なく掛けている言葉や、確認している状況などはじっくり分析をすることで改めてその意味を振り返ります。改めて自覚する事で、回を重ねる度に自然に身に付くことが目的なのです。
実際の現場で「わかる(知識)」「できる(実践的スキル)」の両面を評価し、分析し、実力に繋げていきたいものです。
土曜日に利用しているKくん。ハイハイして泣く事で何かを訴えていた時期が随分昔の様です。
立つし、走るし、単語ではなく短い文章も話すようになりました♪
この日は体操のお手伝い。じぃじやばぁばに歌詞ノートを配ります。それだけで、にっこり笑ってもらえて「ありがとう」と言ってもらえる。K君がかわいくて仕方ないHさんは少々大げさに喜びを伝えてくれる。K君も上機嫌♪
でも、「どーぞ」「ありがとう」のやり取りって社会に出てからも大事なものの一つ!
小さい子は吸収が早い!!当たり前の日常にある当たり前のやり取りで自然に人との関わりを学びます。
キッズがホームで過ごしている時、おやつを片手にKさんに集まってきた。さながら女子会だ・・・。Kさんもまんざらでもない様子でおしゃべりが始まった。世代を超えても女子は女子。